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自賠責保険の支払いと請求の方法

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自賠責保険は、自動車の所有者全員が加入する事を法律で義務付けている保険制度です。自賠責は人身事故が起きた際に被害者を救済するための制度であり、物損事故には適用されません。つまり、車(自分および相手)の破損や自分自身のケガなどは自賠責保険では支払われないので、これらまで補償を付けるには、民間の任意保険(対人・対物・車両保険など)に別途加入しておく必要があります。

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自賠責保険によって補償される上限金額は、死亡時3000万円、後遺障害4000万円、傷害120万円となっています。この金額は一人あたりの数字なので、もし一度に二人が亡くなる事故を起こしてしまった場合は、3000万円×2人で6000万円分の保険金が支払われます。

とはいえ、人身事故を起こして相手が死亡したり、重い後遺症が残った場合は、1億円を超える損害賠償が必要になる事もあり、自賠責の補償金額だけでは足りないケースもあるので注意が必要です。そもそも自動車保険は被害者を救済するための制度であり、最低限の救済制度に過ぎないです。ゆえに自賠責だけでなく、任意保険へも絶対に加入しておくべきです。

一方で車を持っていても「自賠責保険の支払い方法ってどうなってるの?」と分かっていない無頓着な人も居るようです。実は自賠責の掛け金は、車検の料金と併せて支払うよう定められています。よって、最初に自賠責保険の保険料を支払うのは車を購入した際、次が3年後の車検、以後は2年毎の車検という事になります。

車検の費用と一緒に納める事になるので、自賠責保険単体の掛け金はあまり気にする必要はありませんが、2016年現在の料金は27840円(普通自動車:2年分)となっています。

保険金の請求先はどの保険会社でもOK

注意すべき点は、車検切れにならないように期限を確認しておく事です。通常、新車を購入した場合は、ディーラーから車検の案内がハガキや電話などで通知されます。しかし何らかの手違いで案内が来ない、あるいは案内があった事を忘れていた、というケースも十分考えられます。また中古車の場合は販売店のケアが薄く、車検の案内が来ない場合もあります。

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自賠責保険に加入していない状態(車検切れ)で運転していた事が発覚すると、1年以下の懲役、または50万円以下の罰金と、違反点数6点(即免許停止処分)という、極めて重い罰則が科せられます。ゆえに、車検切れには細心の注意を払っておくべきです。

ちなみに人身事故を起こした場合、加害者は自分が加入している任意保険会社に補償を請求し、被害者は加害者が加入している保険会社に請求するのが一般的です。ところが、自賠責保険の保険金請求はどの保険会社へ申請してもOKなのです。

自賠責保険は法律で加入が義務付けられている制度ですが、運営母体は国ではなく日本損害保険協会という民間組織です。日本損害保険協会は保険会社の組合のような存在で、全ての自動車保険会社は日本損害保険協会と関わっています。このようにあらゆる損保会社は間接的に繋がっているので、自賠責の保険金はどの会社へ請求しても良いのです。

軽い事故なら(等級を下げないため)自賠責保険だけで済ませる方法がベストですが、その際も自分が契約している任意保険の会社を使って、自賠責だけを請求すれば良いのです。

自賠責保険の支払いと請求の方法まとめ
・自賠責保険は人身事故の際に支払われる保険で、物損には使えない
・自賠責保険は限度額が少ないので、別途任意保険にも加入すべき
・掛け金は車検時に支払い、請求はどの保険会社でも構わない

繰り返しになりますが、自賠責保険は人身事故での最低限の補償をしているに過ぎず、事故の状況によっては自賠責だけでは賄いきれない場合もあります。万が一の事態に備え、他の任意保険にも絶対に加入しておくべきです。

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