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車を担保にお金を借りるのは危険!

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世の中には、車を担保にお金を貸してくれる会社があります。町で怪しげな看板やチラシで「車があれば即日融資OK」などと宣伝しているこの手の業者は、俗に「車金融」と呼ばれています。車金融は借り入れ審査が甘いですが、大きなリスクがあるので注意すべきです。

一般的なカードローンや消費者金融は、顧客の返済能力を審査するので、他社からの借り入れが多い人や無職の人などは、お金を借りられません。しかし車金融は、担保となる自動車を質草に取れるので審査は極めて甘く、車を所有している人なら多重債務者だろうと無職だろうと、簡単にお金が借りられます。


車金融の審査は甘いが、危険が潜んでいる・・・

車金融には二つのパターンがあります。その一つが、これまで通り車に乗り続けながら、お金を借りるという方法です。ただし、車の名義は車金融業者に変更させられます。車金融業者からレンタルしている形をとる事で、借りては車に乗り続けられるのです。悪質な業者だと借入金の返済以外に、このレンタル料を別途請求してくる場合があるので注意が必要です。そして返済が滞ると、即座に車は回収・取り上げられます。

車金融のもう一つの方法が、車を預けて(担保にして)お金を借りる、いわゆる質屋と同様の仕組みです。そして質屋は法律上で特殊な立ち位置になっています。日本では銀行のカードローンや消費者金融などの金利は「利息制限法」という法律で、年20%が上限と定められています。一方で質屋は「質屋営業法」という別の法律により、年109.5%までの金利が認められています。

つまり車金融は質屋と同じ形式を取る事で、年100%以上という高金利が設定できる訳です。そもそもお金に困ってローンを組む人が、一年で倍の金額も返済できる可能性は低いので、高確率で車を手放す事になります。

審査が甘い裏には、危険が潜んでいる・・・

そして車金融で最悪なのが、自分名義のままの車を質草として回収され、それが闇社会や海外に売りとばされるなどして、犯罪などの悪行に利用される危険性があることです。単に車を手放すだけなら100万円や200万円の損失で済みますが、国際的なトラブルに巻き込まれるような事になれば、その損害は計り知れません。

※注;日本の中古車は、ウラジオストック経由でロシアや北朝鮮・モンゴルなどの旧社会主義圏に売り飛ばされる事も多いです。それらの国で不法行為に使われると、話が極めてややこしくなります。

しかし、車金融の仕組み自体は違法ではない事が、問題を複雑にしています。年109.5%という常軌を逸した金利でも、前述のように「質屋」の形態を取っている限り、利息制限法ではなく質屋営業法の管轄になるので、合法なのです。従って、車を担保にお金を貸す行為自体も、そして返済不能の際に担保である車を回収される事も、問題にはならないのです。

その車が最終的に売却された先で不法行為に使われたとしても、車金融会社が関与していたか否かまでは分かりません。たとえ彼らを裁判に訴えても、勝つ事は難しいのが実情です。

車を担保にお金を借りるのは危険!まとめ
・車金融は車を担保にするので借り入れ審査が甘い
・但し金利が年109.5%と高すぎるので、返済は困難!
・自分名義の車が売られて犯罪等に利用されるのが最大のリスク!

このように、車を担保にお金を借りる行為は、リスクが伴う事を理解しておくべきです。審査が甘い裏には、危険な世界が待っています。車金融で借りても結局は車を手放す事になるので、どうしてもお金が必要な場合は、最初から中古車販売業者に車を売った方が良いでしょう。

お金が無い人は、つい簡単に借りれる方法を探しがちです。しかし車金融に限らず、甘い審査の借金の裏には、必ず貴方に不利になるような火種が潜んでいるので、注意すべきですよ。

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