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就職活動はオートマ免許でも不利にならない!

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自動車のギア変速機は二種類あります。一つが、車の走行スピードに合わせて運転者が自らギアを変速させるミッション車(MT:マニュアルトランスミッション)。もう一つが、車が自動的にギアを変速するオートマ車(AT:オートマチックトランスミッション)です。

普通自動車の運転免許はミッションとオートマで分かれており、ミッション免許はどちらの車も運転可能ですが、オートマ免許ではミッション車の運転は出来ません。

昭和の時代は、男性は就職活動でミッション免許が有利でした。というか、ミッション免許を取得している事が必須条件という企業も多く、オートマは女性向けという風潮が強かったです。しかし近年では、男性がオートマ免許でも就職で不利にならないように変わってきています。

かつては、企業が使う営業車などが基本的にミッション車でした。しかし現在ではほとんどがオートマ車に変わってきており(新車販売の比率ではオートマが99%)、未だにミッションなのは軽トラや4トントラックなどの一部の作業車のみです。ゆえに就職活動では、軽トラを使う農林水産業など一部を除けば、オートマ免許でも全く問題にならない環境なのです。

そのうえ(直接就職に関係ありませんが)、オートマ免許は教習所の料金もミッションと比べて安いです。例えば、東京都江東区にある中央自動車学校の場合、新規のミッション免許取得までにかかる料金は34万8260円ですが、オートマ車は33万3350円と、およそ1万5000円程度安くなる、というメリットもあります。

近年はオートマ免許を取る割合の方が多い

実際、最近は自動車教習所でもオートマ免許を勧めるケースが多くなっているようです。もし、後にミッション免許が必要になった場合でも、教習所で4時間の追加技能講習+審査を受けるだけで、マニュアル免許への変更が可能です(5万円程度の料金がかかります)。このオートマからミッションへの変更は限定解除と呼ばれています。

この限定解除という技がある事と、就職活動でオートマ免許が不利ではなくなったため、現在では最初からミッション免許を取得する意味は薄いのです。

ちなみに、警察庁発表のデータによると、2003年時の免許取得の比率は、ミッションが64%・オートマが36%と、約3分の2がミッション免許でした。それが2014年では、ミッション43%・オートマ57%と、オートマ免許を取る割合が過半数を占めるようになっています。この傾向は男性でも同じで、男女問わずオートマの割合が多い流れになってきているようです。

就職活動はオートマ免許でも不利にならない!まとめ
・近年ミッション車は少ないので、男がオートマ免許でも就職で不利ではない
・オートマ免許は自動車教習所の料金も少し安いのもメリット
・ミッション免許が必要になった場合も、限定解除という方法がある

余談ですが、日本ではオートマ車が大半ですが、海外〜特にヨーロッパでは、まだミッション車が8割以上を占めているという統計もあります(関連;海外で車を運転する方法)。ヨーロッパで車を運転する場合、左ハンドルなだけでなくミッション操作も必要なので、日本人には不利な環境といえます。

但しそう遠くない将来、車の操作は全てコンピュータが行ってくれる、自動運転車が生まれると言われています。そうなればクラッチ操作はおろか、運転免許自体も必要のない時代が来るのかもしれませんね。

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