医療保険が必要ない3つの理由 【 WEB金融新聞 】

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医療保険が必要ない3つの理由

医療保険とは、毎月掛け金を支払う代わりに、病気やケガで入院したり手術した際に、その治療費が保険金として貰える仕組みです。テレビをつければ、アフラック、メットライフ生命、アメリカンホームダイレクトなど、様々な民間の医療保険会社のCMを見かけるでしょう。

万が一の事態を考えれば、こうした医療保険に加入しておく事は必要では?と思えるかもしれません。しかし実際には、民間の医療保険に加入する必要はありません。その3つの理由を、以下で解説します。

理由の1つ目が、日本の公的医療保険が充実している事です。日本は国民皆保険制度を提唱しており、国民は必ず公的健康保険に加入する事が義務付けられています。病院で診察を受ける際は、保険証を提示する事で、支払いは3割負担(小学校入学〜70歳未満)で済みます。

他にも、高額療養費制度(1か月の医療費自己負担額の上限が約9万円まで抑えられる制度)や高額療養費貸付制度(高額療養費が支給されるまでの間、無利息で貸付が受けられる制度)が設けられており、医療費の負担は最小限に抑えられています。

また、難病医療費等助成制度という、症例数が少なく治療が難しい病気の助成制度もあります。国が指定した約300種類の難病の場合、月額の上限負担額は3万4650円で済むのです。特に重症の患者の場合は、医療費は無料になります。こうした制度があるおかげで、大病や難病で長期入院する事になった場合でも、金銭的な負担はそれ程大きくはならないので、医療保険は特に必要ないのです。

医療保険はわりに合わない〜貯金で賄うべき

2つ目の理由が、払った保険料に対して得られる給付金は少なく、わりに合わない事です。例えば、交通事故を起こしてしまった場合や、火事に見舞われてしまった場合、その損害賠償額は1億円以上にもなってしまう事があります。これだけのお金は、自分の貯金だけではとても支払えるものではありません。ですから、自動車保険や火災保険に加入しておく事は重要なのです。

一方で医療費の心配については、前述のように日本では充実した公的保険制度があります。わざわざ医療保険に加入せずとも、公的保険と自分の貯金で大抵の医療費は賄う事が出来るのです。

そもそも、医療保険の還元率は極めて低いです。一般的な民間の医療保険の還元率は、50%以下しかないとされています。保険は「不幸の宝くじ」とも言われていますが、世界で最も還元率の悪いギャンブルである日本の宝くじと同程度の割合なのです。つまり、医療保険に加入することは、極めてわりに合わない「賭け」なのです。

3つ目の理由が、医療保険は本人しか使えない事です。夫だけが医療保険に加入していた場合、妻が病気になっても保険金は受け取れません。つまり、家族の万が一の事態に備えるには、全員が医療保険に加入する必要がありますが、それでは保険料が高額になりすぎます。

前述のように、医療保険はただでさえ還元率の低いのに、夫婦二人が加入する事はあまりにも高コストです。いざという時の出費を、一家の貯金で備えておけば、家族の誰が病気になっても医療費で困ることは無いです。

以上の3つが、医療保険が必要ない理由です。もちろん、万が一の事態に備える事は重要ですが、上記の通り、医療保険は自動車保険や火災保険のように大きな金額にはならないです。わざわざ医療保険を利用せずとも、普段から貯金していざという時に備えておくのが、ほとんどのケースで賢い選択となります。

 

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