多重債務者救済の融資制度 【 WEB金融新聞 】

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多重債務者救済の融資制度

消費者金融の与信情報機関である「全国信用情報センター連合会」のデータによると、平成18年段階で全国の消費者金融利用者は延べ1585万人、そのうち4社以上の借り入れをしている者は356万人で延滞者は267万人、延滞率は19.1%にのぼるそうです。複数の金融機関からローンを借りる「多重債務者」になると、相当高い確率で返済の延滞を起こし、自己破産に行き着くのです。

一旦、消費者金融などの高金利ローンで多重債務に陥ってしまうと、金利が高いだけに抜け出すのは至難の業です。より低金利のローンへ借り換えが出来ればよいのですが、ろくな担保も持たない多重債務者に、低金利で融資をする金融機関など、常識的に考えてありえるはずがないですよね・・・。

しかし中には、多重債務者を援助する目的で設立された融資制度も存在します。例えば、社団法人「生活サポート基金」が行う生活再生ローンでは、借り換えなどのために年率12.5%以下という低金利での融資を行っています。融資限度額や返済期限は、債務者の状況に応じてカスタマイズする方式で、返済は元利均等返済や期限一括返済などを選択できます。

但し、生活再生ローンの借り入れ審査はハードルが高く、消費者金融では7割近い「契約率」が、同制度では20%程度ということです。また担保として、家族を連帯保証人に付けることが原則ですし、融資前には1〜2時間掛けて面接やカウンセリングを行い、借り入れ後も毎月の家計簿の提出させられ、家計の収支を徹底的に指導されます。

借りる前も、そして借りてからも、かなり厳しく管理される制度ですが、そもそも多重債務に陥る人間は精神的に甘い部分が多いので、この位厳格な制度にしないと立ち直れないということでしょう。生活サポート基金は、単なる多重債務者救済の低金利ローンではなく、多重債務者を人間的に審査し、まっとうな社会人として「更正」させる制度と思った方が良いでしょう。

よく消費者金融は悪者扱いされますが、彼ら自体は単純に「悪」だとは言えません。消費者金融は無担保・無保証、審査もほとんど無しで資金を貸し出す訳ですから、金利が高くなるのは当然です。多重債務の問題は、借り手側の計画のなさ、精神的な甘えが最大の原因です。借金で首が回らなくなった状況を打破して、人生をやり直したいと思うなら、生活サポート基金に借り換えを依頼しては?

多重債務で自己破産する前に、日々の金遣い・家計収支をカウンセリングなどで根本的にたたき直してもらって更正した方が、結局はその人の為になると思いますよ。

 

※同様に、ローンの借り換え・一本化が可能な公的融資として、各自治体の社会福祉協議会が運営する「生活福祉資金貸付制度」など、様々な制度があります。借金で困った場合は、ヤミ金に手を出したりせず、まずは都道府県や市町村の役場へ行き、融資制度について相談してみるべきですよ。


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