| 正社員登用され易いバイト | 【 WEB金融新聞 】 | 平成19年 10月 発行 |
正社員登用可能なバイト日本では正社員と非正社員(アルバイトやパート)では、給料の大小以外にも様々な点で大きな差があります。社員になれば、厚生年金に加入できるので将来貰える年金額が大幅に増えます。健康保険も国民健康保険から厚生年金保険に変わり、支払いが労使折半(会社が半分支払う)になるので、保険料の負担も減ります。 つまりフリーターの人は、出来るだけバイトではなく正社員として雇用してもらう方が有利なのです。同じバイトを探すのでも、出来るだけ『正社員登用制度あり』の会社を探すべきです。 ホテル配膳(ウエイター、ウエイトレス) ホテルの配膳(フロントやウエイター業務)のバイトは、社員登用率が高いです。ホテルマンは厳格な接客マナーが求められるので、バイトで経験を積んで仕事をしっかりと覚えた人間を社員に登用する方が、新入社員を一から教育して育て上げるよりも低コストで済むからです。 仕事はしんどいですが、「ホテルで働いている」といえば世間的な聞こえも良いですよね。バイトからの昇格を考えると、ホテルは最も格調の高い仕事でしょう。 飲食店 飲食業界は人材の流動化が激しい(=途中で辞める人が多い)ので、大抵の店が常時人手不足です。いきなり社員になるのは難しいですが、バイトとして長期にわたって勤務実績を作れば、社員に昇格できる飲食チェーン店も多いです。 但し途中入社の人間は、大卒で就職入社した人たちとは差別され、昇格に限界がある(店長にはなれない等)チェーン店も多いようです。その点では、外資系のチェーン店は、まじめに勤務する人は入社経路に関わらず昇格させていく、実力重視の査定を行う所が多いようです。 警備員(ガードマン) 社員登用のされ易さでいえば、最も可能性が高いのが警備員業界でしょう。この業界の社員は高齢者が非常に多く、しかし若年の社員もある程度は必要なことから、バイトで実績を積めば簡単に正社員に昇格できることが多いです。 但し社員になれば、夜勤や休憩の少ない現場など、アルバイトは回されないしんどい現場に行かされることが多くなります。 軽作業スタッフ ド短期バイトの定番である「軽作業スタッフ」の会社も、社員登用が容易な仕事だと言えます。しかし注意したいのは、社員に昇格しても待遇がよくならないケースもあること。 この手の会社は小規模で、節約の為に社会保険に加入させないという悪質な会社も珍しくないようです。つまり健康保険の支払いが自腹だったり、会社を辞めても失業保険が降りない場合があるのです。登用の際には、雇用契約を念入りに確認すべきですね。 IT関連企業 IT企業も昇格のし易い職場です。仕事量が多く離職率が高い企業が多いので、バイト君でも仕事を覚えれば、昇格するチャンスが多いです。特にネットに詳しい人(WEBデザインやプログラミング経験がある等)なら、会社側から社員登用を持ちかけられる場合もあります。 実際に筆者の友人で、ヘラクレスに上場している某IT企業に雑用バイトで入って、一年後に企画系部門の正社員に昇格できた人間もいます。 アパレル関係 アパレル業界も人材の流動化が激しく、バイトからの社員登用率が高いようです。 しかしいずれの業界でも、すぐに社員に昇格できるケースはまれで、通常は1年以上はバイトで経験と勤務実績を作ってからになります。まずは仕事を覚えると共に、欠勤しない、言葉遣いなどのマナーを守る、といった社会人として基本的な事が出来ている人間だと言うことを、アルバイト勤務を通じて証明することが必要でしょう。 |
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