| 2007年世界の株価変動率 | 【 WEB金融新聞 】 | 平成20年 1月 発行 |
2007年世界の株価指数騰落率サブプライムローン問題などによる世界同時株安が3度も起こり、波乱続きだった2007年度の株式市場ですが、どうも株価が落ち込んでいるのは日本くらいで、世界の株式相場は暴落後も回復しているようです。先日ニュース番組でちらっと見かけた数値によると、2007年度の世界の株式市場で、日本は下から2番目のパフォーマンスだったとか・・・。 という訳で真相を調べるべく、2007年度の世界の主要市場の株式指数の騰落率を調査してみました。(データ元は世界各国のYahoo!ファイナンス)
ご覧のように、日本の日経平均株価は2007年度年間トータルでマイナスで終わったのですが、世界のほとんどの市場は年間プラスで終わっています。サブプライム問題で揺れるアメリカでも、ニューヨークダウ平均、ナスダック、S&P500とどの指数をとってもプラスでした。つまり2007年度は、世界の中でも日本の一人負けだったということです・・・。 日本のマイナスっぷりもさることながら、BRICs諸国など新興国の株式市場の好調さは目を見張るものがあります。特に中国株はすさまじいバブルっぷりで、上海総合指数は2007年の1年間でほぼ倍増しています! BRICs諸国も決して順調に右肩上がりで株価が上昇しているわけではなく、2月末や8月中旬の世界同時株安の場面では、他の先進国同様、株価は暴落しています。しかし、値下がりしたところですぐに押し目買いが入るようで、株価はすぐにもとの水準に戻り、その後再び上昇をしています。暴落後もだらだらと低水準が続く日本株とは、値動きは雲泥の違いです。 2008年度は金価格(金ETF)が上昇する!?では2008年も同様に、BRICsなどの新興国市場は上がり続けるのでしょうか?マネー雑誌等で専門家の意見を総合すると、調整はあるもののトータルでは株価は上がっていくとの見方が大半です。先進国と違って、高い経済成長を続けていることが最大の強みです。 逆に一人負けの日本と、サブプライム問題が深刻化しているアメリカは、2008年度前半の市況は極めて悪いと見る専門化がほとんどです。市況の悪さに加えて、今後も利下げが続くことが確実なことから(キャリートレードの巻き戻しで)世界的なドル安基調も続くことが予想されます。 しかし、想像以上にサブプライム問題でアメリカ市場が暴落すれば、そのあおりを受けてBRICsなどの新興国の市場も混乱することが予想されます。 その為か、2008年年明けより、金価格が高騰しています。有事のドル・有事の金と言われるように、世界経済が混乱したときはアメリカドルや金(ゴールド)への資金逃避が加速します。肝心のアメリカドルの信用力が低下している現状、金への資金流入が増えることは当然の成り行きだと言えます。 昨年の金ETFの登場により、小額投資である個人投資家でも、簡単に金投資が出来る土壌が整いました。2008年度前半は、株式ではなく金ETFに投資するのが最も安全かもしれませんね。 |
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