豪ドルの値動きの特徴 【 WEB金融新聞 】

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オーストラリアドルの値動きの特長

オーストラリアドルは、FXユーザーの中でも非常に人気の高い通貨です。最大の特長は、政策金利が高いために「スワップポイント」が高いことです。

2008年の金融危機で、全ての先進国で利下げが行われましたが、オーストラリアは2009年10月に先進国では最も早く利上げに転じました。その後も徐々に利上げを行ったため、金融危機で1豪ドル=60円割れにまで円高が進んだものの徐々に円安が進み、2010年には1豪ドル=85円を突破するまで回復しました。

そんな豪ドルの値動きの特長として、ひとつには資源価格と連動しやすいことです。オーストラリアの主要産業は、資源の輸出です。特に石炭の輸出は世界一位、鉄鉱石も産出量では世界3位で、また金やダイヤモンドの産出量も世界1〜2を争います。オーストラリアの輸出額のうち、エネルギーや鉱産資源の割合は約43%(石炭がトップで約10%)です。同じ高金利の資源国である南アフリカでも約32%ですから、オーストラリアの資源依存度の高さは、FXで取引可能な主要国の中でも最大です。

前出のように、金融危機後の豪ドル=円のレートが、米ドルやユーロよりも大幅に円安に進んでいるのは、単に金利差が拡大していることだけでなく、2009年から資源価格が再び上昇に転じていることも理由の一つです。

逆に、米ドルのようにGDPや雇用統計や要人の発言などでは、豪ドルの為替レートはさほど大きく動きません。但し唯一の例外が、政策金利の変更です。豪ドルは高金利通貨故にキャリートレードの対象となることが多いため、スワップ金利に影響を及ぼす政策金利の変更に対しては、為替レートは非常に大きく反応します。

金の価格やニュージーランドドルと連動性が高い

もう一つ、豪ドルの値動きの特長として、隣国であるニュージーランドドルの値動きと連動する傾向があります。下記のチャートは2000年以降の豪ドルと新ドルの対円為替レート(月次平均値)ですが、値動きは極めて似ていることが分かりますね。

但し、経済規模がニュージーランドよりも遙かに大きく、従って通貨の流通量も多いので、豪ドルの方がボラティリィティがやや少ない(値動きが小さい)です。

米国の金融や景気の不安が健在化すると、その度に急激な円高が進行するのは、皆さんご承知の通りです。その際には米ドルだけでなく、世界のほとんどの通貨に対して円高になります。オーストラリアドルも例外に漏れず、ほぼ確実に円高=豪ドル安になりますが、その変動幅は、同じ高金利通貨であるニュージーランドドルや南アフリカランドよりは小さい傾向にあります。

 

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