円高期こそFX 【 WEB金融新聞 】

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円高期こそFX投資最大のチャンス!

世界恐慌とも言える2008年後半、全ての通貨に対して急激な円高が進みました。ドル円は120円前後だったのが一時は80円台に、ユーロ円も170円台だったのが120円割れまで円高が進みました。この円高のあおりで、FXで大きな損失を出した人も少なくないでしょう。

しかし実は今こそが、FXで利益を上げる最大のチャンスなのです。というのも、これ以上の円高が進む可能性は非常に低く、今外貨を買っていれば、将来円安が進むことで大きな為替差益を上げられるからです。

08年後半の急激な円高は、円キャリートレードの解消が最大の原因です。円キャリートレードとは、超低金利の円で資金を調達し、高金利通貨で運用して、その金利差で儲けるという方法です。

しかし、経済危機に対して欧米各国で急激な利下げが行われ、金利差で利益を上げられなくなってきたので、世界の投資家が一斉に円キャリーの解消行動を始めました。この時、借りていた資金の返済の為に円が買われるので、急激な円高が進んだのです。

円キャリーは消滅〜これ以上の円高は起こらない!?

そしてこの円キャリートレードは、ほぼ消滅したと推測されます。

なぜなら、例えばユーロ=円は2008年10月に一時114円台まで下落しましたが、その後は下げ止まり、2009年4月には一時135円まで値を戻しています。この間、ユーロの金利は計五回の利下げが行われ、3.75%だった政策金利は1.25%まで下がっています。

ユーロ円グラフ

これだけ急激に利下げが行われたなら、更なる円高が進みそうに思いますが、実際は横ばいか少し円安水準に戻しているのです。これは、既に市場(=世界の投資家)がユーロ圏もアメリカのように、ゼロ金利やそれに近い水準にまで利下げが行われることを既に織り込んでいるからです。つまり、市場は先回りしてユーロ売り・円買いを進めていた訳で、これ以上ユーロは下がらないと推測できます。

同様に、高金利通貨としてFXでも人気の高いオーストラリアドルも、円高が収まっています。豪ドル=円は100円前後だったのが、同じく08年10月末に60円割れまで円高が進みました。しかしその後、計三回で6%⇒3.25%にまで政策金利が下げられたにも関わらず、豪ドル=円のレートは円高は進まず、現在は70円台まで回復しています。豪ドルに関しても、この程度の利下げは、市場はもはや織り込み済みという訳です。

つまり、これ以上世界で利下げが行われても、極端な円高は進まない可能性が極めて高いのです。円キャリートレードは全て解消され、現時点では市場から消え去ったと言えるでしょう。

そして世界の景気が回復し始めれば、再び金利は上がり始めますが、日本の金利上昇が世界で最も後になるでしょう。2009年度の経済成長率は、IMFやOECDなどの中立機関の発表で、日本は世界最悪になると予想されており、景気回復が最も遅くなると見られるからです。

2009年世界主要国の経済成長率予想(OECD)
アメリカ -4.0% 日本 -6.6%
イギリス -3.7% フランス -3.3%
ドイツ -5.3% ロシア -5.6%
中国 +6.3% インド +4.3%

そもそも日本は対GDP比で世界最悪の借金大国なので、短期的には円高に振れることがあっても、超長期的には円安が進んでいくことは間違いないのです。

長期的に見れば円高が進んでいる今だからこそ、FXで円売り=外貨買いのポジションを持つのは有利な行動です。将来的な円安による為替差益と、再び開いて行くであろう金利差の恩恵(スワップポイント)と、ダブルで儲けられるからです。円高期の今こそ、FXで資産を築く絶好のチャンスなのです!

 

※あくまで筆者の見解ですので、通貨の売買は自己責任でお願いします。

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