野村証券が倒産する理由 【 WEB金融新聞 】

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野村証券が倒産すると考えられる理由

野村証券(野村ホールディングス)は、日本最大の証券会社です。その預かり資産は約70兆円と、日本の証券業界の3分の1を一社で占めるほどの金額です。野村証券は、日本の株式市場に君臨する「王様」と言っても過言では無い存在でした。

しかし当サイトでは、野村証券がそう遠くない将来、経営破綻=倒産するだろうと予測します。野村をはじめとする店頭証券には、今や何の強みもなく、過去の遺産で喰い繋いでいるだけに過ぎない事が、将来すると考える理由です。

まず、野村に代表される店頭証券は、今や時代遅れの存在です。ネット証券の発達により、投資家は自分のパソコンで直接、売買注文を出せる時代です。店頭証券のように、いちいち電話で社員に取り次ぎさせるような行為は、非効率極まり無いです。電話応対させる社員を置く分、会社は高コスト体質になり、結果として投資家から高い手数料を取る格好になります。例えば100万円分の株式を買い注文出すのに、ネット証券なら1000円未満で済む会社があるのに対し、野村証券では1万円もの手数料を取られます。まともな金銭感覚の持ち主なら、ネット証券を選ばない理由はありません。

未だに一部の高齢者などは「店頭証券は社員が色んな情報を話してくれるから、有利な面もあるよ」なんて思っています。しかし実際には、野村証券の社員が投資家の爺さん婆さんに対して、美味しい情報を出すなんて事はありません。むしろ、彼ら高齢者をカモにして、手数料を搾り取ることばかり考えているのです。

情報弱者の高齢者に対して、次はこの企業の株価が上がるとか、こんなトレンドが来るなどと嘯き、株や投資信託を回転売買させることで手数料を霞め取る・・・このような卑劣な行為が、野村を初めとする日本の店頭証券の典型的な手口でした。日興證券の営業マンが、認知症の高齢者から資産管理を預かり、勝手に他者証券の口座から自社商品に乗り換えさせていた、という事件も発覚しました。これも氷山の一角で、似たような事例は幾らでも潜んでいます。

 

インサイダー取引に増資乱発の常習犯

また、野村証券はインサイダー取引の常習犯でもあります。2010年に主幹事を務めた国際石油開発帝石、みずほFG、東京電力の増資に関して、第三者に情報を漏らすインサイダー取引事件が発覚しました。証券業界の雄である企業が、日本有数の大企業の増資でインサイダーを行った(しかも3度も!)罪は、決して許せないです。

野村証券は別名「ノルマ証券」と呼ばれるほど、社員に過酷な目標を課していることで有名でした。その事が、顧客に回転売買を強いたり、インサイダー取引を起こす大きな理由でした。

しかも、過酷なノルマで暴利を貪ったにも関わらず、野村証券の経営体力は脆弱でした。リーマンショック後の2009年、日本の大企業の多くが増資を行いましたが、最も酷かったのが野村証券でした。野村は3月に約2800億円の増資を行ったにも関わらず、同年9月には約4000億円もの追加増資を行ったのです。半年間で60%以上も株主利益が希薄化する企業など前代未聞で、野村HDの株価は大暴落し、既存株主は悲惨な目に遭いました。

しかし、これだけ強引な増資を必要とする事は、野村HDは経営基盤が極めて脆弱な企業だという事を、自ら証明しているも同然です。もう一度金融危機が起これば、間違いなく資金繰りが破綻し、倒産していたはずです。

幸い、2020年の東京オリンピック開催が決まり、日本の株式市場は軽い「バブル」状態に入りました。日銀総裁がデフレ利権の権化=白川から、インフレターゲットを導入した黒田に代わり、円安傾向も当面続くはずです。このままバブルが続けば、2020年までに日経平均株価は、1989年に付けた高値(38915円)を更新する可能性もあります。そうなれば、証券業界は手数料収入が大幅に伸び、利益が増えます。野村証券も、東京オリンピックバブルで息を吹き返すかもしれません。

東京オリンピックバブルでも財務は脆弱なまま・・・

しかし、所詮は株価バブルに乗っただけであり、野村証券が実力で稼いだ収益ではありません。高コスト体質と脆弱な経営基盤が改善されない限り、株価バブルが弾ければ、野村証券が倒産する可能性が大きいと思われます。野村だけでなく大和や日興など、店頭証券が全て倒産しても何の不思議もありません。前述のように、店頭証券のビジネスモデルは崩壊している事が理由で、特に野村証券の財務は脆弱なのです。

幸い、証券会社が倒産しても、投資家の資産は信託分離保全されています。つまり、仮に野村証券が倒産しても、野村を通して株式を購入している投資家の資産は、安全だという事です。但し、前述したように、今や店頭証券で株式を購入するメリットは何も無いので、手数料が10分の1以下のネット証券に乗り換える、良い機会では?

 

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