金融商品比較 【 WEB金融新聞 】

WEB金融新聞〜HOME > お金を貯める・増やす > 新窓販国債

新窓販国債の特長とリスク

個人投資家が国債に投資する商品として、個人向け国債以外にも、新窓販国債というものもあります。新窓販国債とは、機関投資家が売買する一般の国債と、ほぼ同じような仕組みが取られている商品です。その特長とリスクを解説してみます。

個人向け国債は元本保証というメリットがあるものの、金利が通常国債に比べて大幅にカットされており、しかも1年間は売却できないルールです。一方で新窓販は、いつでも売却可能ですし、通常国債と同じ金利水準ですが、元本は保証されていません。

■期待利回り;現在は1%以下!
■手軽さ;ネット証券等で購入可能
■流動性;市場売却
■リスク;金利高騰で価格下落
■最低投資額;5万円
■コスト;表面上はなし
■税金;20%源泉徴収される

新窓販は、通常の国債と同じようにマーケットで売買されるため、価格が常に変動しています。そのため、低金利時に購入すれば、金利上昇期に元本割れするリスクがあります。一方で、高金利時に購入していれば、長期金利の低下と相反して債券価格が上昇するので、売却益が得られる可能性が高まります。

簡単に言うと、新窓販国債は金利や債券価格の知識がある人なら、個人向け国債よりも有利に立ち回れますが、そうでない人にとってはデメリットの方が大きいでしょう。

 

日銀の金融緩和で元本割れが起きる!?

2013年春現在、日本の長期金利は1%割れという異常事態が続いています。しかし日銀の黒田新総裁が、国債の大量買い入れなど大規模金融緩和を示唆しており、長期金利は今後上がっていく事が予想されます(それも極めて高い確率で)。

すると、既発の国債は(金利が低すぎるので)価格が下落、つまり元本割れすることになります。無論、新窓販国債も全く同じ事が起こります。

本来、債券というのは金利が高い時に買う方が得な商品です。逆に言えば、低金利政策が取られている際に発行される債券というのは、旨味がありません。現在の日本は、言うまでもなく低金利時代です(というか世界の金融史上、最低の水準です)し、日銀の金融緩和は既に決まった事です。つまり現在は、新窓販国債を買うと元本割れするリスクが非常に高い時期だといえます。

わずか1%にも満たない利息の為に、このようなリスクを背負う事は、割に合わないです。2013年現在の新窓販国債は、メリットよりもリスクの方が遙かに大きく、はっきり言って投資する事はお勧めできない状態です。低金利が続く間は、株式などリスク資産に投資する方が圧倒的有利です。

この説明が理解できない人は、国債など買わずに、素直に銀行預金だけしておけば十分です。元本割れが起きない上に、いつでも引き出せるのですから。

 

金融商品一覧
日本株 投資信託 ETF
個人向け国債 新窓販国債 個人向け社債
ジャンク債 劣後債 外国債券
外国債券ファンド 外貨預金 FX(外貨預金として)
CFD 金地金 金ETF
不動産投資 REIT ヘッジファンド
デパート積立預金 ソーシャルレンディング マイクロファイナンス投資

    サイトメニュー
お金を稼ぐ
お金を貯める・増やす
 
 
 
お金を節約する
お金を借りる
保険の基礎知識
自動車とお金
お金の雑学(トリビア)
お金のコラム&用語集
趣旨&免責事項
   
HOMEへ戻る

WEB金融新聞 (C) 2013.BOM. All rights reserved.