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株主優待の裏技〜より有利な投資方法

株主優待を目的に、株式投資をしている人は多いと思います。好きな企業の株を持ち続ける、あるいはカレンダー投資のように権利月の違う銘柄に乗り換え売買を続ける、色んな手法が考えられるでしょう。ここでは、株主優待を通常よりもお得に得られる裏技的方法を紹介してみます。

★最小単元を家族で分散して保有する

配当金は保有株数に比例して増えますが、株主優待はそうではありません。例えば、高利回りで有名なビックカメラの株主優待券は、1株以上で3,000円、5株以上で5,000円、10株以上で1万円、100株以上で5万円(いずれも年間で)となっています。よって、最小単元で保有することが、最もコスパが良い買い方となります。

ゆえに同じ資金でも、一人で複数単元買わずに、家族で購入する方がお得になります。例えば、一人で5株購入しても5000円の優待ですが、旦那と嫁と子供の三人で3株・1株・1株と分けて購入すれば、同じ資金で9000円分の株主優待を得られます!

証券口座は個人単位のもので、同居する家族でも別口座となり、株主優待も個人宛に送られてきますので、この裏技は何ら問題のある行為ではありません。実際に、株主優待の達人的な人達は、家族に口座を作らせている人が多いです。スターバックスやマクドナルドなど、個人投資家に人気の優待銘柄では、定番の裏技と言えます。

★隠れ優待銘柄を狙う

実は「隠れ株主優待」を実施する企業もあります。そのパターンの一つは、ヤフーファイナンスや会社四季報には載っていないのに、サプライズ的に商品を株主に送付する企業です。一種のボーナス感覚ですね。もう一つは、単元未満株でも株主優待が貰えるという企業です。これもヤフーファイナンスや会社四季報には載らないことが多いです。

問題点としては、この裏技が有名になりすぎて、一株だけ保有する株主が増えれば、単元未満株では貰えなくなるよう制度が変わることも多いです。よって、ここでは具体的な企業名は伏せさせて貰います。グーグル検索を掛ければ、幾つか出てくるので、興味のある方は探してみて下さい。

★同じ銘柄でも優先株なら配当金が高くてお得!

ほとんど知られていませんが、通常の株式以外に、配当金の高い「優先株」を発行している企業があります。その代表例が、清涼飲料水の大手=伊藤園です。

伊藤園の株主優待は、単元100株を保有していれば、1500円相当の同社製品が貰えると言うもので、個人投資家では人気です。この株主優待は、優先株でも同様に貰えます。そして、一株当たりの配当金は、通常株=38円・優先株=48円(2013年)と差があり、しかも株価も優先株の方が低いです(1600円。通常株は約2200円。13年6月時点)。

即ち、優待と配当金を合わせた利回りで言えば、通常株は【1500円+3800円/2200円】で2.4%ですが、優先株なら【1500円+4800円/1600円】で3.9%となり、圧倒的に優先株の方が高利回りでお得です!この優先株、廃止されるという噂もありますが、仮に廃止の場合でも、買取されるか、通常株に転換されるだけなので、株価がゼロになる訳ではありません。特にリスクは無いので、伊藤園の株式を買うなら優先株がお勧めです。

残念な事は、伊藤園以外に優先株を発行する企業が現れないことです。

★廃止リスクの低い優待銘柄を狙う

最後に紹介するのは、裏技と言うよりも株主優待投資のリスクヘッジに関する手法です。株主優待狙いの投資で、最もリスクな事は、優待制度が廃止されることです。実際にリーマンショック後の不景気で、株主優待を廃止した企業は非常に多いです。

しかし、企業の財務から考えれば、廃止リスクの高い優待とそうでない優待は、比較的見分けやすいです。その企業の商品・サービスを受けられる優待は生き残りやすいですが、自社の事業と関係ないもの(商品券やクオカードやお米など)を優待にしている企業は、廃止リスクが高いです。自社製品なら「原価で」優待を提供できますが、商品券やお米などはその企業が新たに調達してくる必要がある〜つまり「売価」で提供せねばならないので、企業側のコスト負担が大きい事が理由です。

廃止されやすい株主優待の特徴

実際に、前述のスターバックスやマクドナルド、ビックカメラや伊藤園などは、優待が設定されて以来ずっと廃止されずに来ています。商品券やクオカードの方が汎用性が高く、投資家にとっては使い勝手がよいのですが、不景気になると真っ先に廃止されてしまう〜このリスクを加味すれば、実際の優待利回りは実は高くないとも言えるのです。

 

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