| 世界のガソリン価格 | 【 WEB金融新聞 】 | 平成19年 11月 発行 |
世界各国のガソリン価格一覧昨今のガソリン高は、ドライバーにとっては悩ましい限りです。原油価格の高騰が原因ですが、日本では税金によって高くなっていることも事実です。日本のガソリン価格には、ガソリン税(揮発油税及び地方道路譲与税)53.8円と石油石炭税2円が含まれているので、3分の1強が税金分です。 その為、ガソリン税の減税も検討されているようですが、では消費量世界一のアメリカや、消費量が激増中の中国ではどうなっているのでしょうか?あるいは中東の産油国では、ガソリンの値段はいくらなのでしょうか?
ガソリン価格参考資料:週間東洋経済(2007年11/24号) ガソリン価格は、2006年11月時点でのレギュラーガソリン1リットル当たり。石油自給率は2003年度数値。調査時の原油価格は、1リットル辺り38セント(約45.6円)です。※UEA(アラブ首長国連邦(ドバイなど))、イラン、ベネズエラの3国の石油自給率は不明ですが、100%超であることは間違いありません。 石油の自給率が低い国のガソリン価格が高騰するのは分かりますが、自給率100%超のイギリスが日本よりもはるかに高い値段なことには驚きます。調査時の為替レートが円安・ポンド高が進行していたとはいえ、日本の1.5倍もするのは異常といえますね。 実はイギリスでは日本以上に、ガソリンに様々な税金が上乗せされている為に、価格が高いのです。逆にサウジアラビアやUEA(アラブ首長国連邦)や南米ベネズエラなどは、原油採掘が国の基幹産業なので、ガソリンを含め石油関連の事業や製品には補助金を投じるなどして、価格を抑えているようです。 サブプライム問題で投機マネー流入=原油価格高騰2007年下半期は、アメリカのサブプライムローン問題に発する世界的株安の影響で、世界の投機マネーが株式市場から原油や金(ゴールド)などの先物市場へと、資金シフトが加速しています。これが原油高の最大の要因で、90ドルの原油価格の内の実に50ドルは、投機マネーによる釣り上がりとも言われています。 しかし中国やインドなどの新興国で原油の消費量が激増している背景もあり、世界的に原油の需給が逼迫してきているのも事実です。その為、当面は原油価格が高止まりするだろうとの予測が多いようで、ガソリン価格が安くなる可能性はあまり高くなさそうです。 |
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